育児が一段落した段階で看護師として復職するようなケースは多いことでしょう。そのようなブランクの後での復職では、どのような点に気を付けるべきでしょうか。
まず最も大切なことは、看護師として一から学びなおすというような心構えを持つことです。医療現場は日々進化し続けているため、ブランクがある看護師にとっては過去の経験がそのまま職場で生かせるとは限りません。
たとえ経験があったとしても、新しい技術や知識を積極的に学ぶ姿勢がとても大切になります。時には年下のナースから教えてもらうような場面もあるかもしれません。
そんな場合でもプライドにこだわらることなく謙虚な態度で学んでいく姿勢を大切にしましょう。
就活についても、色々と気を付けるべきポイントがあります。まずは自分の希望を明確にすることです。日勤常勤のみで活躍したい、年間休日は何日は欲しい、院内託児所があるところがいい、◯科がある病院がいい…など。
正社員にこだわらず、慣れるまでは非常勤や派遣といった働き方も視野に入れておくといいでしょう。復職したことで家庭や育児に注力するのが難しい、生活リズムの変化により体調を崩したということを避けられます。
希望が決まれば、求人を絞り込む際に便利です。また、病院見学はなるべく行くことをおすすめします。現場での忙しさがスタッフの雰囲気などをその目で確かめることができるチャンスです。求人情報では知り得ない情報を入手できるため、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。